入店する前に

ドレスコード

ドレスコードがあるかどうかを確認しましょう。

ドレスコードとは、その場の雰囲気に合わせた服装のルールのことです。
レストランが指定する場合、そのドレスコードに合わせた服装にします。

ドレスコード
フォーマル(正装)   :イブニングドレスなど最も格式の高い服装
セミフォーマル(準正装):カクテルドレスなど
インフォーマル(略礼装):優美であらたまったワンピースドレスなど
スマートエレガンス  :カジュアルなパティー用ドレスなど パンプス必須
カジュアルエレガンス :ワンピースにボレロなど パンプス必須
ビジネスアタイア   :スーツ
スマートカジュアル  :ワンピースやツーピースなど ジーンズ等でなければ良い 

ドレスコードがないレストランでも、ジーンズや短パン、Tシャツやサンダルなど
カジュアルすぎる服装は控えます。

男性の場合、スマートカジュアルのみノーネクタイでもOKですが、
基本的にはネクタイをしていきます。

香水

レストランだけでなく、飲食店に行く場合は強すぎる香水の香りはマナー違反です。
ワインの香りが分からなくなったり、ほかのお客様に迷惑となるため、
入店を断られる場合もありますので、気を付けましょう。

食事の勧め方

ナプキン

ナプキンは全員が座ったら、膝の上に置きます。
このとき、二つに折って、折り目が自分の方へ向くように置きます。

途中、席を立つときは、たたまずに無造作に座っていた場所に置きます。
店員さんが椅子の背もたれにかけてくれるので、戻ったら膝の上に置きます。

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食後、退席するときは、たたまずにテーブルの上に無造作に置きます。
「サービスや料理が素晴らしくて、
 ナプキンをたたむことに気が向かないくらい感動した」という意味になります。

料理やサービスに不満があるときは、きれいにたたんでテーブルの上に置きます。

食器の扱い方

コース料理ではあらかじめ食器やグラスがセットされています。

外側から使っていき、料理ごとに食器を取り替えます。
食器から手を放すとき、食事の途中ならばハの字になるように置きます。

洋食の食べ方
フォークは背を上にして置く

そのお皿の食事が終わっているとは揃えてお皿の上に右斜めに置きます。
※日本のレストランの場合。

洋食の食べ方
フォークは背を下にして置く

※フランス式のときは、ナイフとフォークを三時の方向に平行に置きます。
 イギリス式のときは、ナイフとフォークを六時の方向に垂直に置きます。

食器を使う順番を間違えたときは、そのまま使っていき、
足りなくなった時点で店員さんに声をかけて新しいものを持ってきてもらいます。

スープの食べ方

フランス式:お皿の奥から手前に向かってすくいます。
イギリス式:お皿の手前から奥に向かってすくいます。

丸いスープスプーンは横から、先端が細いスープスプーンは先端からスープを食べます。

魚料理の食べ方

1.尾ひれから頭に向かって骨に沿ってナイフを入れ、上の身を外します。
2.外した上の身を皿の手前に置き、左側から一口ずつ切り分けて食べます。
3.上の身を食べ終えたら、骨の下にナイフを入れて骨を外します。
4.外した骨を皿の奥に置き、下の身を食べます。

魚介の殻は皿の端にまとめて置いておきます。

肉料理の食べ方

左側から一口ごとに切って食べます。
最初に一気にお肉を切ってしまうと、料理が冷めてしまうのでマナー違反となります。

骨付き肉の場合は、骨に沿ってナイフを入れ、骨と肉を切り離してから食べます。
串焼き料理の場合は、フォークで肉をおさえながら串を引き抜いてから食べます。

その他の料理

パン:一口大に手でちぎってから食べます。
サラダ:ナイフとフォークで一口大に折ってから食べます。
パスタ:フォークに2,3回巻きつけて食べます。
    スープパスタのとき以外はフォークのみで食べるのがマナーです。
デザート:いずれも一口大にして食べます。ブドウは手で皮をむいてもOKです。

+1 ポイント

フォークとナイフで食べるとき、
フランス式では食材を切ったあと、ナイフを置いて右手にフォークを持ち替えて食べます。
イギリス式では食材を切ったあと、右手のナイフで左手のフォークの背に食材を乗せて食べます。

どちらも正式なマナーとなります。

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